サラウンドシステムには、色々なタイプがありましたが、チョット気になるのがフロント設置型のサラウンドシステムです。
劇場用の音声データは出力できるものの本当に後方からの音も聞こえるのでしょうか.....
実は、フロント型のサラウンドシステムは、後方にスピーカーが無くても立体的な音が聞こえる技術が使用されているんです。
使用されている技術は、メーカーによって違いますが「壁面反射」と利用するものや「ドルビーバーチャルスピーカー」のように周りに壁面が無くても立体音場を実現できるものもあります。
立体音場を使うとあたかも遠くの方から聞こえてくるような表現や後ろから音が近づく感覚も再現できます。
本格的な5.1chに比べて、フロント設置型の2.1chなどは手軽なところが魅力です。スピーカーの配線も楽だし、設置スペースやリスニングポジションに対するスピーカーの距離や調整などもありません。気軽にホームシアターを楽しみたい方にはおすすめです。
しかし、本格的に立体音場を楽しみたい方は5.1chに挑戦してみてください。最近では「自動音場補正機能」の付いた設定他調整が簡単な製品も販売されています。