サラウンドシステムには色々な種類があります
普通のステレオとサラウンドシステムの大きな違いは、やはり5.1chなどで収録されている「劇場用の音声」を再生できることです。
また、重低音専用に最初からサブウーハーが付いているところも違います。
ちなみにサブウーハーは普通の音域が出力できないために「.1」で表されているそうです。
つまり、5.1ch(チャンネル)ならば通常のスピーカーが5本とサブウーハーが1本という組み合わせになっています。2.1chならば通常のスピーカーが2本とサブウーファーが1本ですね。
メーカーによって色々な製品が製造されていますが、通常は2.1chと5.1chがポピュラーです。中には3.1chやゲームなどに使用される7.1chなどもあります。
5.1chが標準的なサラウンドシステムでセンタースピーカーは1本・ フロントスピーカーは2本、サラウンドスピーカーが2本とサブウーハーの組み合わせです。
2.1chは、2本のフロントスピーカーとサブウーハーが組み合わされています。「5.1ch」「2.1ch」ともにアンプ部がセパレートなタイプとスピーカーに内蔵されたタイプがあります。
また、テレビラックとサラウンドシステムを組み合わせたラックタイプのものも製造されています。主に、テレビのオプションとして販売されていますが、特にメーカーをテレビと同一にする必要はありません。(同一メーカーだとテレビと同じリモコンで操作可能な製品もあります)
製品の価格もまちまちですが、リビングなどで使用する場合は 各スピーカからの出力が10W以上の製品がおすすめです。
「大は小を兼ねる」ということもありますが、一杯々の出力では音がどうしてもピーク時に詰まってしまいます。
また、サブウーハーはチョット大きめなので設置場所が気になりますが、サブウーハーから出力される低音域の音は人間の耳では方向を特定しにくい性質があるので、前でも後でもご都合に合わせて設置できます。
色々なタイプがありますが、どの製品もサラウンドシステムである限りは「劇場用の音声データ」を、再生することが出来ます。
もちろん、2.1chのサラウンドシステムでも後ろから音が聞こえるようなっています...