プロジェクターは単体では、映像を映すことはできません。
パソコンのモニターと同様に出力装置に接続する必要があります。
つまり、出力装置やサラウンドシステムをスクリーン近くに設置した場合、画像を大きくすればするほどプロジェクター本体は出力装置から遠くなります。
当然それに合わせて接続コードも長くなるということですね....
天吊り設置などは、最初に設置してしまえばあとは動かす必要はありませんが、配線の取り回しが、かなり面倒になります。
必要な時だけテーブルなどに設置して使用する場合は、投写距離の短めのものが便利です。
投写距離は各メーカーのホームページなどで調べる事が出来ますので、見たいスクリーンサイズを決めてから、設置予定個所に上手く収まる投写距離の製品を選びましょう。
ちなみに、ホームシアター用のプロジェクターでは、100インチ(横約2.2m×縦約1.3m)のスクリーンで、ご覧になる場合に3m前後の投写距離(スクリーンからレンズまでの距離)の製品が多いようです。