1993年に初の劇場用音声フォーマットDTS導入映画となったのは『ジュラシックパーク』です...
映画館に行って映画が始まる前に、予告編が流されますね....
予告編の音はスゴイ迫力です。まだ耳も目も慣れていないから余計すごい音に聞こえます。
壁を震わすような重低音が唸りを上げます。
最近、映画館で観た映画を思い出してみてください.......
予告編を含め映画の各所では重低音のベースラインのBGMや遠くを走る車の音など、身体に響く爆音のような音が聞こえます。
これは、50Hzヘルツ以下の音なんです。50Hzヘルツ以下の音は、サブウーハーなどの特殊なスピーカーが無ければ再生できません。
しかし、ほとんどのテレビにはサブウーハーが付いていません...しかも、薄型になったためにスピーカーも小さくなってるのでよけい再生しにくくなっているんです。
だから、最近薄型テレビに買い替えた方は、スピーカーの音に満足が出来ないためにラック型のサラウンドシステムを購入する方が増えているそうです。
普通のスピーカーでも低音域が出にくいのに薄型テレビならなおさらです.....
搭載されているスピーカーが小さいために、仮にテレビから出力されていてもスピーカーから出力される時に、音が弱まってしまうんですね。
DVD映画などをテレビで見ると迫力が無いのは、このためなんです。
映画館の映画の迫力には、画面の大きさも影響しますが音の影響がかなり大きいんです。
テレビで見る映画が、なんか物足りないと思ったら、サラウンドシステムを接続してみてください。
それだけでかなり迫力や臨場感がアップしますので、ぜひ お試しください。
ホームシアターに使用されるサラウンドシステムには色々な種類があります......