マルチチャンネル9.1chって....??:ホームシアター超入門ガイド

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9.1chサラウンドは、音の継ぎ目が気にならない音響空間を再現します...

◆ソニーの9.1chスピーカーサラウンド...

ソニーの9.1chスピーカーサラウンドは、ハリウッドのダビングシアターを家庭で再現するための技術です。ダビングシアターとは、映画の音響制作に利用される映画館のことで、立体音響を構築するために使用されます。

ソニーの9.1chスピーカーサラウンドシステムは、この環境で製作された立体音響をリアルに再現するため、ソニー独自の劇場音響再現技術「デジタルシネマサウンド」を採用しています。

そのためソニーの9.1chスピーカーサラウンドシステムは、映画館の迫力や臨場感を家庭で再現できます。2×フロントスピーカーと1×センタースピーカー、左右に2個、やや後方に2個のサラウンドスピーカー、後方にサラウンドバックスピーカー、重低音用のサブウーハーを組み合わせることで、音の継ぎ目が目立たない繋がりのあるサウンドを再現することが出来ます。

つまりオートバイが主人公の周りを回るシーンなどを、主人公の視線で表現する場合に、画面の左から右に消えてゆく映像に合わせ、視聴者の右側を後ろに向かい、後方で左側に、そして画面の左側から再びスクリーンに登場する時の音の動きがリアルに再現できます。 一見、大したシーンには見えませんが、スクリーンに映らない部分の音の動きが感じられることで、劇場で見る映画は臨場感を表現できます。

また、音のつながりを、さらに自然なものにしているのは、フルデジタルアンプによる再生技術です。

ソニーのフルデジタルアンプS-Master PROは、アナログ方式のパワーアンプとは異なり、負荷インピーダンスの変動による音質変化を抑える事とが可能です。

9.1chスピーカーサラウンドは、リアルな立体音響を楽しむための技術です....